学園日記

「関係の修復」

2015年05月02日|この記事のリンク

子どもと日々関わっていると、残念ながら、様々な理由から、時に双方とも不愉快な気持ちになることがあります。先日もある子どもとの間で、子どもも私も不愉快な気持ちになる出来事があり、その後大人である私は不器用なやりかたではありますが、機会をみて関係修復を試みていました。しばらくして天の配剤というべきか、子どもを病院に付き添うことになりました。どちらも口が重く必要最低限の会話しかせず、診察を終え、処方箋を受けとり、近くの薬局に二人で行きました。どの薬局にもウォータークーラーが置いてありますが、子どもが紙コップに冷水を入れているので、自分で飲むのやと思いきや、私のところにやってきて黙って紙コップを差し出すではありませんか。私は一瞬複雑な感動に捉えられ、静かに「ありがとう」と言ってコップを受け取りました。私の心には意味の星雲とでも呼ぶのが適当な様々な思いが湧き上がっていました。明らかなのは、子ども自身が「関係の修復」を試みたことです。この日の子どもからの「関係の修復」を願う気持ちと行動を心に刻みつけ忘れないでいたいと思いました。
小林

職員
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