学園日記

牛滝川

2012年06月14日|この記事のリンク

 岸和田学園のそばを牛滝川という水深の浅い川が流れています。昔はその川の水でおねしょをした子どもの衣類を洗濯をしていたそうで、学園の昔の様子の写真でも登場します。

今朝、小学生を牛滝川にかかる念仏橋まで見送ろうとした際に、橋の隅に2つのランドセルが道端に無造作に置いてあるのを見つけました。

「さては登校前にも関わらず、川に入っているな!」と思い、橋の上からのぞいてみると、案の定、二人の兄弟が川に降りて、くるぶしほどの水深の上に頭を出した石の上を渡っているとことでした。

「なにしてるんや!早く上がってきなさい!」と呼ぶと、「弟の帽子が川に落ちたから拾っててん!」と訳を話してくれました。

「頼りになるお兄ちゃんだけど、川は危険だから、今度は職員に言うてな」と伝え、帽子をとって来た兄は靴がびしょびしょのため、再度、学園に戻って新しい靴下と予備の靴を履き、濡れた帽子を手に持つ弟と一緒に走って登校していきました。

職員
が書きました
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