学園日記

読み聞かせ

2012年12月15日|この記事のリンク

 子ども達に夜の読み聞かせをする事があります。本ばかりじゃつまらないな、と思って、詩の読み聞かせをすることがありました。その中でも、谷川俊太郎の「がっこう」が好評でした。以下、「がっこう」の詩。( )内は子どもの反応です。

 

『がっこう』 谷川俊太郎

がっこうがもえている (笑い) 

きょうしつのまどからどすぐろいけむりがふきだしている(えぐいな 笑い)
つくえがもえている こくばんがもえている (爆笑)
ぼくのかいたえがもえている (ひえ~ 笑)
おんがくしつでぴあのがばくはつした (ど爆笑)
たいくかんのゆかがはねあがった こうていのてつぼうがくにゃりとまがった
がっこうがもえている (このへんからシ~ンとしてくる)
せんせいはだれもいない せいとはみんなゆめをみている
おれんじいろのほのおのしたが うれしそうにがっこうじゅうをなめまわす
がっこうはおおごえでさけびながら からだをよじりゆっくりとたおれていく
ひのこがそらにまいあがる
くやしいか がっこうよ くやしいか

 

どうでしょうか?一度読むと、次の日、「またあれ読んでや。おもろい」と言っています。安まり連発するのもよくないかなと思って、だしおしみして、たま~に読んでいます。今、他にも面白い詩を探しています。

 

職員
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