職員 の日記一覧
心理士の活動
この学園日記は、その日の当直担当の職員が書くことになっています。私は心理士ですが、岸和田学園では当直を担当する職員で心理士は現時点では私一人ですので、今日は学園における心理士の活動について簡単に紹介させていただきます。
1999(平成11)年度より,厚生労働省通達によって,児童養護施設に臨床心理士の資格を持つ心理担当職員(施設心理職)が導入されました。岸和田学園では男子棟と女子棟に各2名、幼児棟に1名、計5名の臨床心理士が勤務しています。5名の内4名は常勤職です。おそらくひとつの児童養護施設で5人もの臨床心理士が働いている施設は全国でも珍しいのではないでしょうか。また臨床心理士が、心理療法などの専門職としての業務に加えて、児童に対する直接的な生活支援や学園全体の運営に関わる仕事にも取り組んでいるところも当学園の特色のひとつとしてあげてもよいでしょう。
我が国の代表的な心理療法家で、児童養護施設における調査研究の実績や自身も里親体験をお持ちの村瀬嘉代子日本臨床心理士会会長は、「上質な心理的援助というのは、…さりげなく自然な日常の営みをとおして伝えられるものではないだろうか、そうあることが、その援助を受ける人にとっては最上のものではなかろうか」と述べておられます。
私は、現在、週4日主として幼児棟で過ごし児童に対する生活支援を行い、週1日主として心理療法室で過ごし心理療法などの心理士としての業務行っていますが、心理療法のみならず、生活支援においても、「日常の営み」が「上質な心理的援助」となるよう努力したいと思っています。
<小林>
プール遊び♪
今日幼児さんはみんなでプール遊びをしたそうです!私が来た時にはもうすでにお風呂にも入り終わった後だったんですが、みんな楽しそうにプールに入ったことを話してくれました。気温が急激にあがっているのでとても気持ち良かっただろうと思います。いっぱいはしゃいで疲れたのか夜はみんなすぐに眠ってしまいました。私も早くみんなとプール遊びしたいです!
<野間>
夏休み!
子どもたちは夏休みまで後何日とカウントをしている今日この頃。子どもたちにとっては楽しみな夏休みが始まります。職員にとってはとても忙しい夏がもうすぐはじまります。子どもたちと少しでも楽しい思い出作りが出来るように今から色々と考えています。
<宍倉>
ルール
今日は男子棟でルールを守る事について子ども達と話し合いをしました。子どもも一生懸命自分の気持ちを伝え、職員もその気持ちをしっかり受け止めて対応をしました。ルールが守れないからと言って「悪い子」ではありません。子どもたちは色々な事情を抱えており、しっかり施設で養護し、心のケアをすることが必要な子どもたちです。まだまだ自分の非力さを痛感するとともに、児童養護施設職員としての専門性を再認識できた一日になりました。
<廣田>
スパワールド!
先日、小学生の女の子を連れて世界の大温泉!スパワールドへ行ってきました。毎年、楽しみなイベントみたいで前日からウキウキしている様子。消灯前には「明日の服、選んで~」やら「これ着ていこっかな~」など、さすが女の子!当日の朝も、髪型を可愛くしてもらい、お出掛けする日はお洒落に気合が入ります!! そして、バスに揺られること1時間。スパワールドに到着するともうテンション上がりまくり(笑)いつもなら時間がかかる子もテキパキ着替えてさっそくプールへGO!!!泳ぐ練習をする子もいればスライダーに何度も乗る子もいたりと、それぞれが楽しい時間を過ごしていました。そして帰りのバスはもちろん、、、おやすみタイム!!みんなすやすや寝ていました。プールは疲れちゃうんですよね。さっそく夏らしいことができて、私も大満足!これもまた、みんなの大切な思い出の一部になれればいいな♪♪
<中村>